南天満公園目次
南天満公園について
大阪府は観光スポットも数多く存在していますし、ショッピングにグルメにと1週間の旅行でも遊び足りないほどの面白さと楽しさを持ち合わせています。
中でも大阪市はお笑いの町として知られており、魅力的な場所が数多く存在しています。
大阪城など歴史的なスポットもあれば、近年完成した梅田のグランドフロント大阪や天王寺・あべのハルカスなど大都市・大阪ならではこその大型施設もたくさんあります。
また、大阪市は食い倒れの町としても有名であり、たこ焼き・お好み焼き・串カツなどのB級グルメがそろっており食べることに何ひとつ困ることがありません。
若者から年配の方まで幅広い世代の方が行き交う大阪市ですが、今回は旅の途中にリフレッシュとして寄っていただくのに抜群の「南天満公園」についてご紹介したいと思います。
大阪市北区の大川北岸沿いに位置しておりここは都市公園となっています。
分かりやすい土地勘で表すと、天満橋から天神橋の間に位置しています。
京阪や地下鉄の便が数多くある「天満橋駅」から橋を越えてすぐの河川脇のこの公園の位置が「南天満公園」となっています。
ここは大阪市内にこんな公園があったのかと思ってしまうほどの広さや静けさを持っており、観光客はもちろん多くの地元の住民でにぎわっています。
休日にはわんちゃんを連れた方が遊ぶ姿や、公園内を散歩している方・運動不足のために軽いランニングをしている方などが見られ、多くの方でにぎわっているんですよ。
そして公園内のあちらには3面の人工芝コートを持つ南天満庭球場があり、そこも休日には利用客の方が多く見られます。
敷地内には滑り台やブランコなどの遊具も設置されており小さなお子様連れのご家族さまで休日はにぎわっています。ちなみに少し豆知識ですが、ここは昔青物市場などもあったところで知られているんです。青物市場とは、果物や野菜などを販売する市場のことでこの大阪市の天満橋付近にすごく栄えていたみたいなんです。
この大川沿いを中心に数多くのお店がこの道に立ち並び、大阪市民はここを頼りに生活をされていたそうなんです。川沿いには「天満青物市場跡」といった石碑が建てられていてお時間のある方は是非見つけてみてくださいね。また、石碑繋がりのお話になりますが、公園内にはこの「天満の子守歌歌碑」もあります。石碑は昔の時代を感じることができ子供を背負った銅像がポツンとこちらを見ています。
その隣にはこの子守歌の歌詞が刻まれた石碑があり、この子守歌は先ほどご紹介した天満青物市場との関係があるのです。どのような関係かと言うと、天満青物市場は昭和初期1930年ごろまでこの土地で栄えており、その市場付近一帯でこの子守歌が歌われていたそうなんです。
市場付近でなぜ子守歌なのだろうとも思いますが、私の予想ですときっと赤ん坊を連れた母親が市場に来るときに赤ん坊をあやすために歌っていたのかなと思いました。そしてきっと市場でお店を出店している方も赤ん坊を連れて商売をしていたのだろうと。
当時は幼稚園や保育園がない時代です。どこに行くのにも母親が赤ん坊を連れあやしながら生活をしていたのだろうと。当時の市場はきっと子供の声や子守歌を歌う母親の声でにぎやかだったことに間違いありません。この「南天満公園」は大川沿いに桜の木がずらっと並んでおり、市内でも有名なお花見のスポットとなっております。
天満橋側ゲートから天神橋側ゲートまでの間の約340メートルの間にたくさんのソメイヨシノ・山桜・里桜が植えられており、お花見の季節になるとこの「南天満公園」の桜を一目見ようと多くの観光客が訪れます。観光客の方も多いですが、どちらかというと地元の方の方が多いかもしれません。地元の方が公園内にレジャーシートを引きみんなで楽しく過ごしている姿が毎年恒例の景色だったそうです。
ですが、コロナウイルスの影響で毎年状況が変わっていますので、前もっと調べておくようにお願い致します。
また、公園内にはごみ箱やゴミ捨て場がないためゴミは各自で持ち帰るようお願い致します。
公園内には天神橋の近くに男女用と多目的トイレが完備されています。
南天満公園の見どころ
見どころといいますか、「南天満公園」では都心にいることを忘れ思い切りはしゃいでいただきたいです。
都市公園となっていて周辺は背の高いビルがたくさんですが、この公園にいる限りその状況を忘れてしまいます。
オフィスビルで働く方が一息つくためにここに訪れたり、地元の方がお散歩や軽い運動に来ていたりと多くの方に愛されています。
また天気のいい日には小さなお子様連れの方々がピクニックに来ている姿もよく見られます。
都心に住んでいる方が自然と触れ合い素敵な場所となっており、憩いの場となっているそうなんです。
また周辺の幼稚園や保育園の園児たちがお散歩している姿も多く見かけることがあります。
そして、いちばんの見どころは先ほども述べたこの「南天満公園」の桜です。この川沿いにずらっと広がっている桜の木には圧巻の一言です。
こちらの場所は桜の名所としても有名となっていますが、毎年4月にはこの桜の木がある並木道に数軒の屋台が並びより一層と楽しい雰囲気にしてくれます。またこの季節には夜間時にライトアップされ夜桜も楽しむことができます夜桜はとても幻想的な雰囲気を作り出してくれ、とても心休まる風景を私たちに与えてくれます。
またライトアップされた夜桜と共に川の向こうに見ることのできる大阪市内の夜景もまた、とても綺麗であり桜とのバランスがとれ多くの方を魅了しています。是非一度ここでの桜のお花見を体験していただきたいです。ここで少し豆知識なのですが、桜の季節には近隣のコインパーキングが少し割高になるみたいです。
到着していきなり高めの料金になっているとびっくりとしてしまうかと思いますので、この情報を頭のどこかに入れておいて頂きたいです。今ではコロナウイルスの影響で屋外や自然界の中で遊ぶ方が増え続けています。
みなさん三蜜を避ける影響なのでしょう。屋外で遊んでいるから大丈夫と言ったわけではなく、屋外でも人が多く集まる場所では必ずマスクを着用し咳エチケットを守るようにしてくださいね。みなさんのたった少しの意識と協力で利用者全員が過ごしやすい環境を作ることができると思います。この苦しい時代を1日でも早く終わらせ、前の日常を取り戻しましょう。
いつも通りの日々に戻り、立ち並んだ屋台で美味しい好きなものを買い食べ歩きをするといった何気ない日々がとても幸せだったんだなとしみじみ思ってしまいました。
夜桜を見ながらビール片手に食べ歩きができる時代を早く取り戻したいですね。
南天満公園の周辺
気になるこの「南天満公園」の周辺での遊び場ですが、公園で元気よく遊んだあとにはみなさんお腹がすいてしまうのではないでしょうか?
腹ペコになってしまったら、観光やショッピングをすることができません。
腹ごしらえは何をするにもとても重要ポイントとなってきます。
この公園の周辺にはいくつかのカフェがあります。
今のこの暑い季節に人気なのがこちらの「カフェ大阪茶会」です。
かき氷やアイスクリームなどのスイーツを中心に提供して、女性を中心にいつも満席状態となっています。
春の桜の季節には毎年恒例の桜メニューで店内が賑わったりと、食べ物を通し季節を感じることができます。
今の季節は抹茶のかき氷が人気メニューとなっているので是非ご賞味くださいね。
またスイーツだけでなくがっつりとご飯が食べたいと言った方にはこちらの「GARB weeks」といったイタリアンレストランがおすすめです。
テラス席も完備され、大阪の街並みを見ながらご飯を食べることができ人気の店舗となっています。
ピザやハンバーグなどみんなが大好きなメニューがそろっており値段もリーズナブル価格ですのでたくさん是非、一度ご来店ください。
屋外テラスでBBQのできるプランもありますので、気になる方はお店のホームページをご覧くださいね。
南天満公園へのアクセス方法
では、ここまで詳しくご紹介させていただきました「南天満公園」ですが、気になるアクセス方法についてお伝えいたしますね。
住所は「大阪府大阪市北区天満4丁目1番地」となっており大阪市内の街中の中に建っています。
周辺は高いオフィスビルやマンションなどが立ち並び、都心の雰囲気をとても感じることができます。
そのため周辺の道路などはとても狭くなっており、公園専用の駐車場は完備されていないためアクセス方法は公共機関を利用する方がいいかと思います。
もし、どうしても車で来たというかたは周辺に3箇所ほど三井のリパークやタイムズカーの駐車場が完備されています。
ですが、数に限りがあるのでご注意くださいね。
また、都心に近い位置の駐車場ですので利用料金が割高に感じる方もいるかもしれません。
公共機関を利用する際には電車でのアクセスがおすすめです。
大阪メトロ谷町線の「天満橋駅」で降りたあとは南天満公園まですぐ到着することができます。
直線距離でいうと約350メートルほどの距離であり歩いて10分もかかることはないかと思います。
のんびりお散歩がてらこの公園を寄る方も多いので、みなさんもお時間がありましたら是非お立ち寄りくださいね。